そうです。
といってもイギリスでサマータイムというのは「グリニッチ標準時間から1時間早めた時間」ということで3月の最終日曜日から10月の最終日曜日まで利用されています。
国中の時間を一時だけ変えてしまうなんて、何でそんな面倒なことをするのかというと「お陽さまの光りを無駄にしないため」ということです。
別名を Daylight Saving Time というのは納得の命名。
第一次世界大戦の頃、イギリスにウイリアム・ウィレットという人がいました。
彼は成功した建築業者で、夏、朝早くからお仕事をしている時に民家の窓が鎧戸で閉められているのを見て「もったいない」と考えた人。
何がもったいないかって、お陽さまの光です。
何のお金も払わずに明かりが手に入るのに、朝早すぎるからという理由だけで使わないのはなんて無駄なこと、というのが彼の意見。
ロンドンの南東部、ペッツウッドに住んでいた彼はこの意見を自費出版して多くの人に影響を与えました。
コナンドイルやウィンストンチャーチルも彼の意見に聞き入ったそうです。
残念ながらウィレットがインフルエンザで病死してしまった翌年にイギリスではサマータイムが導入されたので、ウィレット自身はサマータイムを体験することはありませんでした。
そして、そのまま夏時間を維持せずに冬時間に戻す理由をウィレットは夕方暗くなってしまう時間をできるだけ遅らせることで夕方の光熱費を抑えると意義を持たせています。
さすが成功したビジネスマンですね!
サマータイムの貢献者として、彼の功績は大きなものです。
ということでペッツウッドには彼の記念碑があります。
イギリスのサマータイムは BST とあらわされます。
因みにグリニッチ標準時間は GMT。
BST は3月最終日曜日の午前1時が2時に進むことで始まって、10月最終日曜日の午前2時が1時に戻って終わりになります。
サマータイムの開始や終了の翌日は時間を間違えやすいので注意が必要です。
次回の更新は4月6日です!
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