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2026年3月16日月曜日

緑の日、セント・パトリックのお祭り



セント・パトリックはアイルランドの守護聖人で、アイルランドにキリスト教をもたらした人。

いろいろな言い伝えがあって、彼が地面に突き刺した杖が木になったとか、アイルランドから蛇を追い出したとか、たくさんの奇跡ともかかわりのある超人パワーの聖人です。

元はイギリスの裕福な生まれだったのに、16歳の時に誘拐されてアイルランドに連れてこられ羊飼いをしていました。

イギリスに逃げ還った後は司祭になり、異教のアイルランド人たちをキリスト教に改宗させるためにアイルランドに戻ってきます。

彼はケルト文化に融合させたキリスト教を広めたと言われています。

布教の際にはシャムロック(シロツメ草やカタバミなどの三つ葉)で三位一体を説明したそうで、それ以降アイルランドのシンボルはシャムロックなんだとか。

シャムロックは土を肥やす草でもあるし、放牧されている動物やミツバチにとっても大切な草なんです。

これらの草がカーペットのように広い野原で見られ、撥水性の葉が雨の後にキラキラ輝く様子はとてもきれい。

このシャムロックの色「緑色」がアイルランドのシンボルカラー。

3月17日のセントパトリックの日には緑色を身に着けてお祝いする習慣があります。
セントパトリックの日を過ぎると農家ではジャガイモの植え付けがされました。
そして、19世紀のジャガイモの飢饉が原因で大量のアイルランド人が国外に逃れ、アメリカやオーストラリアに定住し、その地でセントパトリックの日に故郷アイルランドを思い出すお祝いをしたのが現在も続いています。

アイルランドにはレプリコーンという妖精がいます。
これは以前アイルランドに行った時に撮った「レプリコーンが通るので注意」という看板。
最近行っていないけれど、まだあるのかなぁ?
レプリコーンは靴屋さん。
アイルランドの妖精たちは、アイルランド人同様、陽気で歌と踊りが大好き。
ですからあっという間に靴が傷んでしまいます。
そこでレプリコーンは忙しくて大金持ちの妖精です。
彼は財産を金貨にして土の中に隠しているのですが、その場所は当然ヒミツ。
レプリコーンを捕まえることができれば、その金貨のありかを教えてもらうことができると言われています。

ということでイギリスでは小学校低学年のアクティビティーの一環でレプリコーンを捕まえる罠なんかを作ったりするところもあるそうです。
セントパトリックの日には緑色のものを身に着けるとラッキーといわれています。
ビールに色を混ぜて緑色にしたものをアイルランド系のパブで飲んでいる人を見かけたり、パレードが行われたり。
身近なところで何か行事があるか調べてみると楽しいと思います。