チューリップの約半数は中央アジア原産。
とても暑い夏と厳しい寒さの冬にも耐えて花を咲かせるので、チューリップが遊牧民にとって力強さの象徴になったのも頷けます。
チューリップという言葉はターバンが語源。
トルコの皇帝がターバンにこの花を挿したことから名づけられたと言われています。
ヨーロッパにいつ伝わったのかは正確な記録がありませんが、17世紀にはすでに非常に人気があったことがわかっています。
イギリスのお屋敷を訪れるといろんな花瓶を見ることができます。
そのいくつかはチューリップを飾るのに特化した花瓶。
こんな風にチューリップを活けました。
白地に青い模様なので東洋風に見えますがオランダなどで作られました。
これなんかも同じ目的。
何の役にも立たない、ただ美しいだけの花を栽培するのは大変な贅沢です。
そこでヨーロッパに入ってくると瞬く間にお金持ちの間でブームが起こりました。
オランダのチューリップバブルは有名な話。
チューリップの取引は球根でされました。
だから、どんな花になるのかをたくさんの画家が絵にしました。
ロンドンのナショナルギャラリーにもオランダの花の絵が楽しめるお部屋があります。
次回の更新は6月1日です!
こちらはキャビネット。
色の違う石を切り取ってはめ込み模様にしてあります。
ピエトラデュラという方法。
イタリアで盛んになった工芸です。
工芸や絵画に勝るのは本物の咲き誇ったお花をお庭で楽しむこと。
これからイングリッシュガーデンが最高の季節を迎えます。
是非お出かけください。
次回の更新は6月1日です!

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